今すぐにお金が必要な時などの急場の資金繰りに対応することができる資金調達方法というのは、状況にもよりますがそこまで多くはありません。
特に総量規制の影響によって消費者金融などの貸金業者からの借り入れは厳しくなり、最近では銀行のカードローンも社会問題化しつつあります。
そのためさまざまな「現金化するための方法」というのが注目されつつあり、現金化の代表的な存在ともいえるクレジットカードのショッピング枠現金化は以前のような盛況となる可能性も少なくありません。
ただクレジットカードのショッピング枠現金化は支払いを先延ばしにし、実質的に高い利息を払うことになるヤミ金融のような存在として日本国内では反社会的な印象があるビジネスといえるでしょう。
したがって後払いにする現金化方法よりも今、手元にあるモノを現金化しお金を工面する方が確実に安全な資金調達方法なのです。
そんな今話題のスマホひとつで手軽に現金化することができる『メルカリNOW』が登場しました。
メルカリNOWは先駆者となる現金化アプリCASHに類似したサービスですが、こういったスマホでできる現金化サービスにはどのような特徴があるのでしょうか?
メルカリNOWやCASHはお金を借りることができない方の金策方法?
貧富の差というのはいつの時代にもあるもので、最近では仮想通貨の暴騰により大金を得た方もいれば常に金策に奔走している方も少なくありません。
ごく普通に仕事をし生活をしている方であれば資金調達方法に「お金を借りる」という選択肢もありますが、定期的な収入のない方や無職の方はお金を借りることもできないため、その他の方法でお金を工面するしかないのです。
このメルカリNOWやCASHという現金化サービスは、お金を借りる方法ではありませんので消費者金融などの審査といった概念はありません。
したがってどこからもお金を借りることができないブラックリストでも現金化すればお金を手にすることができるのです。
ではこのメルカリNOWの現金化サービスはこういった所得の低い貧困層が資金調達をするための手段として利用するサービスなのでしょうか?
メルカリNOWはフリマアプリよりも手軽に現金化できる
メルカリNOWという現金化サービスは瞬時にアイテムをお金に換えることができる現金化アプリCASHのようなビジネスモデルとなりますが、本当に少額の現金が必要な方が利用するサービスかといいますと決してそうではありません。
そもそもメルカリは国内最大手のフリマアプリであり、商品の買取業務ではなく個人間売買の仲介が主体となります。
このオンラインでの個人間売買というのもヤフオクやモバオクといったネットオークションの方が先駆け的な存在となりますが、なぜフリマアプリが流行したのかといいますと手軽さと使いやすさが圧倒的にネットオークションよりも優れているからです。
ネットオークションで商品を出品する場合
- 初回の会員登録の手続きが面倒
- 商品の説明や複数の画像などが必要
- 高い落札価格になるまで時間がかかる
といった点がありますがフリマアプリならスマホで商品を撮影するだけですぐに出品することができるのです。
この「かんたんに売り買いができる」という特徴が人気となった要因といえるでしょう。
ではメルカリNOWはといいますと、この商品を出品する利用者にとって
- 手軽さ
- 時間
- 安心感
がさらに優れたサービスとなるのです。
ではメルカリNOWでの現金化の流れはといいますと
- メルカリアプリのインストール(メルカリNOWはアプリのみ)
- 身分証明書による本人確認手続き
- 生年月日の入力(未成年は利用不可)
- ブランド・カテゴリー・状態を選択
- 査定金額が表示
- メルカリの売り上げに入金される
といった流れで現金化されることになり指定した金融機関に入金することも可能です。
- メルカリでフリマアプリに出品する場合と比較すると商品をカメラで撮影するだけで現金化可能
- 商品が購入されるまで待つ時間が必要なく現金化できる
- 個人間売買での取引ではなくメルカリNOWとの取引となるため安心
といったような特徴がこれまでのフリマアプリに出品するよりもはるかに簡単に商品を現金化することができるのです。
そしてユーザーからメルカリNOWが買い取った商品というのは運営会社によってメルカリで販売されることになります。
つまりこれまでのメルカリの個人間売買取引を斡旋だけではなく、メルカリが買い取ることによって現金化しメルカリによって商品が販売されるためより安全に商品の売買をすることができるのです。
時間がない方や個人売買に不安を抱く方でも現金化が可能
メルカリNOWの最大の特徴ともいえるのが、これまでメルカリで不要な洋服やアクセサリーを出品し現金化していたがより手軽に短時間で商品を現金化することができるようになりました。
そしてメルカリで商品を購入していた方にも個人ではなく運営会社となるメルカリによる商品の販売となるため安心して買い物ができるようになったのです。
このメルカリというフリマアプリとメルカリNOWという現金化サービスの相乗効果は決して少ないものではないでしょう。
さらには現在、現金化できるアプリというのはCASHの独占市場となっていますが、知名度の高いメルカリが参入することによってCASHだけの現金化市場ではなくなることは間違いありません。
今後は銀行のカードローンや消費者金融が衰退する傾向にあり、さらにお金を借りるという方法が困難になることが予測されることもあることからこのような現金化市場はさらに急成長していくのではないでしょうか?