今ではカードでお金の店舗型のクレジットカード現金化は駅前に店舗を構えており、金券ショップと同様に新幹線の回数券を買い取る方法でショッピング枠を現金化しています。

しかし商品買取によるクレジットカード現金化というのは新幹線の切符だけでしかできないものではありません。

確かに新幹線の回数券は

  • クレジットカードでの購入が可能
  • 切符なので持ち運びが困難ではない
  • 日本全国どこでも購入ができる
  • 区間や席によって金額の幅がある
  • 購入価格に近い価値で売買されている

といった特徴がありクレジットカード現金化には適した商品といえるでしょう。

そのためほとんどのカードでお金の現金化業者では利用する決済金額に近い新幹線回数券を指定し購入させ買い取る方法となります。

では新幹線チケット以外の商品でのクレジットカード現金化はどのようなものが適しているのかといいますと、高級ブランドのバッグや腕時計などでも現金化することは可能といえるでしょう。

今でもブランド品買取でのショッピング枠を現金化する方法を行っている業者はわずかながら存在しているかも知れません。

ではこのブランド品でのクレジットカード現金化についてを紐解いていきたいと思います。

ブランド品をクレジットカードで購入することは問題ない?

クレジットカードでブランド品購入

今さらかと思いますが、クレジットカードのショッピング枠を現金化する行為はクレジットカード会社の利用規約違反となることはご存知かと思います。

どこのクレジットカード発行会社でも換金目的でのクレジットカードの使用は認められておりません。

ただクレジットカードのショッピング枠は買い物をするための利用枠です。

換金性の高い商品を購入することができないクレジットカードなど利用価値はないでしょう。

そして高級ブランド品を現金払いではなくクレジットカードで購入することもおかしな話ではありません。

たとえそのブランド品が換金されることになってもクレジットカード決済で購入することは問題なくできます。

ではどのようなケースではブランド品をクレジットカードで購入できないのかといいますと

  • 過去に何度も同じ商品を購入している
  • ショッピング枠の利用限度額までの決済
  • 現金化行為を疑われた経験がある

といった場合では決済が通らないこともあります。

上記に該当していなければ特に問題なく高級ブランド品は買えるでしょう。

クレジットカードで購入したブランド品を買取専門店で換金

ブランド品の換金

カードでお金の店舗で新幹線回数券を換金するのと同じように、クレジットカード決済で購入したブランド品は大黒屋などの買取業者の店舗で現金化することになります。

最近ではインターネットから申し込むことができ、商品を郵送し査定及び買い取りも可能となるオンライン買取も増えてきました。

しかしやはりその場で買取代金を受け取ることができる店頭買取を選ぶ方は少なくありません。

そのため買取店舗に来店しブランド品を店頭で換金することになります。

ではブランド品を買取業者で換金する際の買取率はどのくらいなのでしょうか?
クレジットカードで購入した未使用のブランド品の買い取り価格は、商品の人気などによって異なりますが定価の7割から8割程度が相場といえるでしょう。もちろん商品によってはそれ以下のものや買取ができないものもあります。

確かにルイヴィトンやロレックスといった誰も知るメジャーなブランドは人気があり高価買取が可能な商品もありますが、それでも購入価格の80%の換金率での買取となります。

自分で行うクレジットカード現金化として決済金額の80%が現金化できるというのはそこまで悪い数字ではありません。

そのためこのブランド品をクレジットカードで買い現金化する方法は古くから行われているのです。

ブランド品転売によるクレジットカード現金化のリスク

ブランド転売での現金化

購入する商品によってはかなり低い換金率となる

普段から一流ブランドを身に着けている方であればある程度のブランドについての知識や価格の相場などを把握しているでしょう。

しかしブランド品を買ったことがない方にはただただべらぼうに高いバッグや時計でしかありません。

そういった方がクレジットカードのショッピング枠を現金化するためにどのような商品を購入すればよいのか検討もつかないのは当然のことだと思います。

買取業者としても買い取ったブランド品を再販売するため売れ筋ではない商品は安い価格でしか買取をしません。

そのため人気のない商品をクレジットカードで購入し換金しても想像以上に低い換金率となってしまうのです。

もしブランド品についての知識がない方がクレジットカード現金化する場合には、事前に買取業者で高い買取率となる人気の商品を確認した上で商品を購入すれば間違いありません。

クレジットカードで購入した商品の転売は横領罪となる可能性がある

スーパーでの買い物の支払いでクレジットカード決済を選択する方は少なくありません。

お惣菜や夕食の材料を買いその日のうちに食べるのはごく当たり前のことですが、実はクレジットカード決済で購入した商品というのは購入者ではなくクレジットカード会社に所有権がある状態なのです。

つまりクレジットカード会社が所有するものを無断で消費したり処分してしまえば、横領罪に問われる可能性があります。

しかしこれはあくまでも厳密な法律的な話しであり、一般的には起こりうることではありません。

当然ながらクレジットカードのショッピング枠現金化でも横領罪で逮捕された事例はなく、今後その可能性は極めて低いといえるでしょう。

もし仮にクレジットカード会社が現金化等の理由によって警察に被害届を提出すれば立件されることになるでしょうが、よほどの高額での利用や支払いが行われないという悪質なケース以外はまずありえることはありません。

確かにクレジットカード現金化はクレジットカード会社の利用規約違反とはなりますが、それでも支払いがきちんとされれば通常の買い物での利用と変わらないため何事もなく済むでしょう。