「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ」として登場したスマホアプリ『CASH』が今、話題となっています。
このCASHは業界初の現金化アプリとして多くのメディアに取り上げられており、リリース初日から様々な論議が飛び交っておりますが、一体どのようなアプリなのでしょうか?
知って得するカードでお金現金化ワールドでもこれまでさまざまクレジットカード現金化の方法や現金化として使用できるアプリをご紹介してきましたが、CASHはこれまでにはない発想のスマホアプリなのです。
では今、注目の即現金化アプリCASHについて解説していきます。
目次
即日入金可能な質屋アプリとして話題のCASHの仕組み
もうすでに「クレジットカードのショッピング枠現金化」という言葉は世間に浸透しており、現金化といえばクレジットカード決済で購入したものを換金する資金調達の方法と連想される方は少なくないでしょう。
しかし現金化という言葉の意味は何かをお金に換えることであり、決してクレジットカードだけに限られているわけではありません。
CASHのキャッチフレーズとなる「目の前のアイテムが一瞬でキャッシュに変わるアプリ」とありますが、この「キャッシュに変わる」という言葉を言い換えれば現金化することになります。
したがって何らかのアイテムを現金化するためのアプリとなるのです。
このCASHは自分の手元にあるカバンや時計、スマートフォンを現金化できるアプリとなります。
たとえば普段から身に着けているapple watchをCASHで瞬時に現金化することができるのです。
そしてもしapple watchを取り戻したければキャンセル料を支払うことによって返送される仕組みとなります。
つまり街中に古くからある質屋のようなビジネスモデルのアプリなのです。
CASHで現金化するための手順
即日現金化可能な質屋アプリCASHの売りは瞬時に現金化できる点にあります。
ではどのような手順で現金化されるのか実際に検証してみました。
CASHのアプリをスマホにインストール
CASHはスマホアプリでありインストールすれば誰でも使用することができます。
iPhoneならApp Store
アンドロイドならPlayストア
からCASHのアプリをインストールし開きます。
携帯番号認証だけの利用登録
スマホアプリだけではなく何かのサービスを利用する際には始めに会員登録や認証を行う必要があります。
意外とのこの会員登録の手続きが面倒に感じることは少なくありません。
しかしCASHを利用開始するためには携帯番号の認証だけで面倒な手続きは一切なく開始することができるのです。
したがってCASHのアカウントは携帯番号に紐付けられていることになります。
商品を選び画像を撮影
アプリを開き「キャッシュ」というボタンを押すと現金化する商品をカテゴリやジャンルから選ぶことができます。
たとえばapple watchなら
- Apple
- apple watch
- 42mmケース スペースグレイアルミニウムケース
といったようにアイテムの詳細な情報を入力し商品の状態を選択します。
次に現金化する商品をカメラで撮影すれば金額が表示され「今すぐキャッシュにする」を選択すれば現金化することができます。
スマホで即現金化できるCASHのカラクリ
CASHは手元にある商品の画像を撮るだけですぐに現金化できる斬新なスマホアプリといえるでしょう。
ではこのアプリはどのようなカラクリによってビジネスとして成立するのかといいますと、キャンセルする際に発生する15%の手数料がミソなのです。
現金化した商品をそのまま流すのであれば当然ながら手数料はかかりません。
しかし商品を取り戻すためには現金化した金額に15%上乗せした金額を支払うことになるのです。
この15%のキャンセル料は違法な高金利となるのかが物議を呼んでいます。
運営会社曰く質屋ではなく買い取りアプリ
インターネット上に流れる情報では「質屋アプリ」としてCASHはウワサされていますが、実はこのCASHを開発した運営会社は質屋のアプリではなく、大黒屋などのような中古品買い取りアプリなのです。
確かにCASHは中古品を現金化できるアプリであり、キャンセルする際には手数料が発生する仕組みとなります。
したがって質屋の法定利息ではなく買い取りを依頼したキャンセル料となるのです。
このキャンセル料を支払う期間は最大2ヶ月までとなっておりそれを利息に換算すればいうまでもなく違法金利といえるでしょう。
しかしながら古物商の許可での中古品買い取りでのキャンセルという名目なので今のところグレーでしかありません。
実態は2万円までの少額融資という声も
CASHは瞬時に現金を手に入れることができるスマホアプリですが利用する際には氏名や生年月日などの個人情報は一切必要ありません。
したがって審査なくお金を借りることができるようなものといえるでしょう。
もちろん過去に自己破産や債務整理をした方でも問題なく現金化することは可能です。
ブラックリストでも関係ありません。
つまり多くの貧困層には非常に有効な現金化アプリなのです。
ただし、現在の上限金額は2万円までしか現金化することはできません。
しかし考え方によっては2万円を簡単に現金化できる小口融資ともいえるでしょう。
CASHで2万円を現金化し2ヵ月後に2万3千円で返済すれば済みます。
そんなCASHが話題にならないわけがありません。
スマホ1台で2万円の利用枠となるキャッシングとして今後どうなることでしょうか?
CASHには不正利用されない理由がある
スマホがあれば即日現金化可能なアプリCASHはこれまでにはない斬新なシステムでもあり挑戦といえるでしょう。
スマホからCASHのアプリをインストールし携帯番号を認証すれば容易に現金化することができます。
CASHの手軽さは実に優れていることは間違いありませんが、その反面として
- 他人による不正使用による現金化
- 現金化後にアイテムの送付もなければ支払いもされない
といったような正規の現金化以外の使用も十分に考えられるでしょう。
そのため一般常識では考えられない常軌を逸したリスクのあるアプリの挑戦なのです。
ではどのように不正使用や未払いを未然に防止しているのかといいますと、2万円という微妙な上限金額にあります。
そして現金化するアイテムを中古市場で売った場合の3分の1程度の金額でしか現金化していません。
つまりCASHで現金化した場合、買取相場の3分の1の現金となるか15%のキャンセル料を支払うかの選択をすることになるのです。
確かに即現金化できるCASHは非常に便利ですがその代償は決して安いものではありません。
つまりCASHで現金化をした時点である程度のマイナスが確定することなります。
ではキャンセル料も支払わず、アイテムも送付しない現金だけを目的とした悪用に関してはどのような対策が施されているのでしょうか?
CASHで現金化できる上限は2万円までです。
このCASHの利用は携帯番号によって紐付けられているためスマホ1台につき2万円までしか利用することはできません。
つまりSIMカードを量産することによって多額の現金化をすることは可能ですが、SIMカード1枚につき2万円では割りに合わないのです。
したがって不正利用に至っては1回の2万円は行われる可能性はありますが、それが大多数となることはなく全体からすればカバーできる範囲内となります。
このように2万円までしか現金化できないCASHは巧妙なシステムによって悪用されることのないスマホアプリなのです。
現金化総額3億6000万超となり現在査定中止の状態に
CASHのスマホアプリがリリースされてから一夜明け、ふたを開けてみたところ査定一時中止という状態になっており現在は現金化することはできません。
サービス開始から16時間が経過し現金化されたアイテムは7万点以上。
現金化された金額はなんと3億6000万円以上という驚愕の数字をたたき出したのです。
CASHのダウンロード数は1日で3万弱という記録的な数字となりましたが、それによって稼動できない状態というのは当然ながら想定外のことだったのでしょう。
このCASHの生みの親でもある光本勇介氏は次にまた新たなアプリを開発しており、CASHを超えるインパクトがあるものです。