お金を手にすることは簡単なことではなく、多くの人は苦労して生活をするためのお金を稼いでいるのです。
大抵の方は会社に勤め仕事をし給料をもらっているのですが、仕事をせずにお金を手に入れることができる方法というのはそんなにありません。
お金を手に入れるためのポピュラーな方法は消費者金融から融資を受けることです。
消費者金融は原則的に会社や企業に在籍している会社員に向けた貸金業となります。
つまり会社の社員はお金を借りることはできますが、会社を経営している社長は消費者金融から融資を受けられないことも少なくありません。
では会社経営者がお金を借りる方法はといいますと、ビジネスローンや事業者向けローンなどの法人向けの融資を行うサービスがあります。
これと同じようにクレジットカードのショッピング枠現金化にも個人による利用だけではなく会社経営者や事業主が利用する法人向けも存在しており、会社の運転資金や事業資金に活躍しているのです。
法人向けに優遇されたクレジットカード現金化のプラン
各クレジットカード現金化のサイトではそれぞれの特徴があります。
女性限定のプランや新規契約のお客様の場合では換金率が高くなるキャンペーンなどがありますが、そのなかに事業主や法人による利用を優遇するプランもあり、個人による利用よりもよい条件でショッピング枠を現金化することが可能です。
では個人と法人では何が違うのかといいますと「信用」に大きな差があります。
クレジットカード現金化を利用する個人は基本的にさほど収入は多くない一般庶民であり、返済が滞ってしまう可能性は否めません。
しかし法人の場合には大きな信用がなければ事業を運営することは難しいでしょう。
さらに会社の運転資金が一時的にショートすることもありつなぎ資金としてショッピング枠現金化を活用することができるのです。
そのため中小企業の経営者が事業資金を調達するためにクレジットカードのショッピング枠を現金化しています。
個人よりも法人による利用の方が高額決済となる
ではなぜ現金化業者は個人よりも法人による利用を優遇するのかといいますと、その答えは単純なもので必要とする金額が大きいからです。
個人による現金化の利用は一般的な収入の方の場合には多くても10万円程度となります。
なぜなら一般の消費者一か月に返済可能な金額が10万円以内ということが多くそれが利用する決済金額へと反映しているからです。
一方、法人が運転資金としてクレジットカード現金化を利用する場合には数十万円から数百万円単位のお金が必要となります。
これは企業の事業内容や規模によっても異なってくるものですが法人による現金化の利用で少額ということはありません。
たとえば会社の経営者の方が事業資金ではなく個人的に利用する場合には10万円以下ということも考えられますが、事業の運営費として少額の現金が必要ということはまずなく大半が50万円以上の高額決済となります。
しかしクレジットカード現金化の常識とされているのが一度に高額の決済を行うことはリスクのある行為とされています。
他人による不正使用を疑われる可能性もあれば換金目的による利用規約違反と判断される可能性もあります。
ではたとえ法人による利用だとしてもクレジットカードの高額決済は問題ないのでしょうか?
法人専用のビジネスカードやコーポレートカード
個人の方が所有しているクレジットカードとは異なった性質を持つビジネスカードやコーポレートカードという法人向けのクレジットカードがあります。
クレジットカードは本来、お金の代わりに支払いすることができるお財布のようなもので使用すれば明細に記載されるため現金で支払うよりも経理上わかりやすく集計することができます。
そのためビジネスカードやコーポレートカードは経営者の方やビジネスマンが会社の経費として支払うことに使用されています。
会社の経費を現金で払いあとで領収書をまとめて精算している手間なくクレジットカードで支払い法人に請求されることになるため効率的に活用することができます。
ではこのコーポレートカードの特徴というのは通常のクレジットカードのように支払い方法を分割払いやリボ払いにすることはできず全て一括での請求となる点です。
したがってコーポレートカードを発行するためには企業の信用が必要となり、頻繁に返済が遅れるような信頼のおけない会社には発行されません。
ではこのコーポレートカードを使用してショッピング枠現金化することは可能なのでしょうか?
名義は法人ですがクレジットカードで買い物ができれば現金化することは可能なためコーポレートカードでも問題なく現金化することはできます。
法人によるクレジットカード現金化に潜むリスク
一般的にクレジットカード現金化は実質的には高い金利を支払わなければならない貸金業という解釈もあります。
これは個人による利用のみならず当然ながら法人による現金化の利用でも同じことです。
しかも法人による決済の金額は数十倍にも上ることになりますので、その分負担となる割合も大きくなることは間違いありません。
たとえば10万円のクレジットカード決済で2万円のロスが出るとすれば100万円で換算すると20万円となり、500万円分なら100万円という計算になります。
ある程度の規模の企業であれば数百万円の支払いは頻繁にあり、度々クレジットカード現金化で補えば巨額のロスが発生することになるでしょう。
確かにクレジットカード現金化は利便性に優れたサービスといえますが、業者を利用するためそこに手数料が発生するのは当然のことであり決して安いものではありません。
したがって高額による利用となる法人によるクレジットカード現金化も計画的に利用しなければなりません。